訪問看護 ご利用の流れ
理学療法士によるリハビリ
訪問看護ステーション蒼では、正看護師、理学療法士が在籍しています。全体ミーティングに加え、個々で密に情報共有を行いながらケアを行っていきます。
今回は利用者A様の【訪問リハビリの流れ】を掲載します。(利用者様からの許可をいただいて撮影しております。)
A様は、ご自宅でおひとりで奥様の介護をしていらっしゃいます。そのため介護の負担が大きいこともあり、持病の腰痛が増悪。ご自身の治療に関して、通院の継続がなかなか難しい状態でした。そのうちに坐骨神経痛も患ってしまい、訪問看護ステーション蒼の看護とリハビリを利用して頂くこととなりました。
まずは問診とバイタルチェック(体温・血圧・脈拍の測定)を行います。
A様は、変形性膝関節症と腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)の疾患をお持ちです。今回の問診では腰部・膝関節の状態はよいとのことでしたが、最近、左肩関節の痛みが強く、腕の上げ下ろしや物を持ち続けることが困難になってきたとのことでした。
実際のリハビリ風景
まずは腰と膝関節の状態を診察。 問診でお話を伺った通り、状態は良好でした。
次に左肩関節の状態を診察。 筋力の低下と、肩関節が正常な関節に比べると曲がりにくくなっている状態でした。 そこで今回は、肩関節を動かす運動を中心に行いました。
普段から行っているストレッチの一部です。
リハビリをを始めた頃、動かなくなった背骨が、このストレッチを継続的に続けた結果、動くようになりました。
最後に、問診、バイタルチェックを行い本日、A様のリハビリは終了です。